中部電力株式会社 上越火力発電所 NO1・NO2 LNGタンク建設工事

工事の特徴

上越火力発電所は、LNG(液化天然ガス)を燃料とする最新鋭のコンバインドサイクル発電方式を採用し国内最高水準の熱効率(58%以上)によりCO2削減に寄与しております。 当社が担当したLNGタンク(2基)は容量18万キロリットルで国内最大規模となります。 発電所が海岸近傍に建築されているため海塩粒子の影響を強く受け「特に腐食の著しい環境」地域となっており塩害対策には細心の注意を払って施工いたしました。また、11月から3月までの降雪並びに7月から8月まで夏場のタンク表面温度上昇による作業の中断がありましたが、適確な人員及び工程管理により納期を確保いたしました。
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LNGタンク全景

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LNGタンク全景

所在地
新潟県上越市八千浦
施工概要

[タンク外面]
(1)素地調整
2種ケレン(ISO St3)

(2)下塗一層目
変性エポキシ樹脂塗料(40μ)

(3)下塗二層目
エポキシ樹脂系MIO塗料(50μ)

(4)中塗り
ポリウレタン樹脂塗料(30μ)

(5)上塗り
ポリウレタン樹脂塗料(25μ)

[タンク内面]
(1)地調整
2種ケレン(ISO St3)

(2)下塗一層目
エッチングプライマー(15~20μ)

工期
平成21年9月~平成23年12月