国立代々木競技場 第一・第二体育館大屋根塗装工事
工事の特徴
本工事は、1964年の東京オリンピック開催に向けて、丹下健三氏の設計により建設された屋内競技場です。この体育館は1本の主柱とスタンドの外側に立つ柱の間に吊り下げられたトラスによって全体の屋根が貼られており、観客が競技に集中出来るように、内部に柱が無い珍しい構造の建物です。 近年、建築物の資産価値に対する意識が高まるにつれ、塗膜の長期耐久性に対する要求も非常に高くなっており、この度の、大屋根の改修工事には、太陽熱高反射の上に超低汚染型塗料を使用いたしました。 この塗料は、従来の塗装後に親水化が除々に進行するタイプに比べ、乾燥直後から優れた耐汚染機能を発揮いたします。又、塵埃の付着があっても降雨によってきれいに洗い流すため、長期に亘り美観を保つことが出来ます。- 担当部署
- 建築塗装部
- 所在地
- 東京都渋谷区神南
- 工期
- 平成23年1月~平成23年4月
- 備考
施工者
清水建設株式会社・サンホームサービス株式会社