エネルギープラント事業本部
塗装の最も重要な重防食技術を駆使し、各種鋼構造物、エネルギー関連施設、プラント設備など幅広い分野で市民のための交通やライフラインの安全な供給運転を支える一翼を担っております。
下地処理技術
鋼構造物塗装やプラント塗装は、その立地環境の厳しさ(臨海地域・薬品使用等)から重防食塗装を施すのが一般的です。
製品(被塗面)の保護の観点から塗膜の密着や錆の発生を抑制するためには、下地処理工程は必要不可欠です。
当社では、良好な下地形成のために様々な下地処理技術を有しています。
下記記載のサンドブラスト工法の他に、バキュームブラスト工法、ウォータージェット工法による塗装剥離など様々な技術を駆使しております。
1.サンドブラスト
2.ダイヤモンド研磨機による塗膜剥離
3.剥離剤による塗膜剥離
重防食技術
日本国土は、海に囲まれ海塩粒子が飛来する塩害の厳しい環境にあります。海洋構造物などの臨海地域では、重防食技術による超寿命化が必要不可欠となります。水・油・薬品タンク等の内面では、耐水・耐油・耐薬品性が要求され、 卓越した経験と技術力で用途にあったさまざまな重防食技術で施工しております。
1.ガラスフレークライニング
2.エポキシ樹脂ライニング
3.防食ライニング
4.防食テープ施工
常温金属溶射
近年、過酷な環境条件下で超長期間、被塗物を保護することが可能な重防食技術として、常温金属溶射工法が採用されています。
常温金属溶射とは、常温アーク溶接機を用いて素地の温度をほとんど上昇させる事無く溶融した亜鉛とアルミニウムの微粒子を吹き付けて、Zn・Al擬合金皮膜を形成する重防食で、密着性を向上させる粗面形成材を適用する溶射ガンによる吹付け施工です。培った経験とノウハウで鋼構造物の耐久性延長を担っております。
品質管理技術
塗膜の膜厚測定や塩分測定、含水率測定、ピンホール探知など、施工管理の中でも品質管理には特にウエイトをおき、より良い品質を確保出来るシステムを構築しております。
仮設足場技術
大型の鋼構造物やプラント設備の塗装には様々な形状の物が存在し、仮設足場は必要不可欠となります。
豊富な経験から安全な作業環境とコスト削減を両立させる足場を考案・採用する事により、より良い作業環境作りを追求しております。
1.鉄塔支持型集合煙突パネル吊り足場
2.球形タンク用特殊足場
3.球形タンク用特殊回転足場
4.高速道路橋パネル足場
環境対応
当社では、カッティングプロッターによるサイン工事も手掛けており、環境調和と機能性を意識した空間演出や環境改善のご提案の一翼を担っております。
また、プラント設備における配管・機器等の識別表示工事を製作から現地表示まで一貫した施工システムを築いております。